先生の紹介

働く先生たちも、おもいっきり楽しんでいます。

こどもたちが、のびのび、いきいきしている場所では、そこにいる大人たちも、のびのび、いきいきしているはず。
おおわだ保育園では、園内をいつも明るく照らす先生たちが、
おもいっきり、保育や幼児教育に取り組める環境づくりをしています。
自由に、活発に、たがいの個性を認め、応援しあって進む。
こどもたちといっしょに成長していく先生たちが、どんな日々を過ごしてきたのか、その声を聞きました。

2016年4月入職 (保育歴3年目)

  • 長谷川 祥先生はせがわ しょう
  • 徳田 太潤先生とくだ たうる

先生たちも、空間も楽しそう。

— ここで働きたいと思った理由は何ですか?

長谷川
学生時代の実習で「とても活気がある園だなぁ」と、その雰囲気に惹かれました。こどもの走るスピード感がほかとは違ったし、何より先生たちが楽しそうに仕事をしていることに好感を持ちました。
徳田
僕も就職活動中の園内見学のときに、「ここで働けたら楽しいだろうな」と感じました。オープントイレみたいに空間のいたるところに工夫があって、ワクワクしながら説明を聞いたのを憶えています。

マネしたい保育が、いっぱい。

— こどもたちと接する中でうれしかった出来事は?

長谷川
絵本や手遊びで、こどもが注目してくれるようになったこと。僕は1歳児クラスを担当しているのですが、試してみて「あ、ハマッた」という場面が多くなってきた。最近よく使うワザは「寝たふり」。絵本の時間にコレをすると、こどもたちが「起きて〜」と僕をゆり起こすうちに、自然に注目が集まるんです。こどもを惹きつける面白い先生や、工夫しながら取り組む先生がこの園には多いし、マネしたいテクニックもたくさんある。先輩たちのやり方を盗みつつ、アレンジしながら試行錯誤しています。
徳田
僕も先輩がやっていた手遊びを盗みました。オーバーな動きや声の調子がウケて、こどもたちも大笑いしていました。僕は2歳児の担当なので、こどもとの初対面がクラス替えのタイミングなんです。だから最初は「このヒトだれ?」状態。でもだんだん信頼関係ができてくると「センセイ」と言われ、そのうち名前付きで呼んでくれるようになる。完全になれて、こどもの方から抱きついてきてくれたらもう、「やったー!」となっちゃいます。

いろんな価値観を、感じてほしい。

— おふたりが思う、園のいいところは何ですか?

徳田
就職活動の見学でも、男性ならではの視点で話を聞けたのでとても参考になりました。
長谷川
理事長先生主催の男子会も、定期的にあるしね。
徳田
パパが育児に関わる機会が増えたように、保育や幼児教育の場で男性を自然と受け入れている環境は理想的。「いろんな人がいて、いろんな生き方がある」とこどもたちに感じてほしい。
長谷川
アレルギーを持つこどもの「みんなと食べたい」に応えた「なかよし給食」もいい取り組みだよね。メニューも幅広くて、ふぐの唐揚げが出たときには「1歳でふぐなんてスゴイな」って言いながら食べました。給食は僕にとっても大好きな時間です。

2012年4月入職 (保育歴7年目)

  • 筒井 美裕先生つつい みゆ
  • 上林 惠子先生かんばやし けいこ

遊びが、いい保育につながる。

— 先輩も後輩も、先生同士の仲がいいそうですね?

筒井
そうですね、同僚とは友だちみたいな感じ。プライベートでもバーベキューやラフティングに出かけるくらい。遊びから刺激を受けて、「こんなことできたら面白そう」と保育アイデアも話しています。
上林
いっしょに遊んでいないと、気づけない気持ちもあるしね。実際の体験を共有しながら、関係を深めてリフレッシュもする。その楽しさを、結果的にこどもたちに還元できている気がします。

先輩の支えで、乗り越えられた。

— これまでのキャリアで、大変だった出来事は?

筒井
最初はこどもの言動に困惑したり、クラスをまとめられない不甲斐なさに泣けてきて、自分を追いつめたこともありました。でもそのたびに先輩は「もう、涙出てくるよね」と共感してくれて。特に救われたのは「先生が楽しまなかったら、こどもも楽しくないよ。失敗はフォローするからあなたがまず笑顔にならなくちゃ」という言葉。そこでやっと肩の力が抜けて、「こどもも自分も失敗するけど、チャレンジしてみよう!」と少し気が楽になりました。
上林
私は初めてリーダーを任された頃。クラスを引っぱる立場になってプレッシャーだったし、後輩のお手本になりたいのに空回りする日がつづいて…。そこで支えてくれたのは、自クラスだけでなく他クラスの先輩たちや園長のアドバイスでした。そのときに、ひとりでがんばってもいい保育はできないと気づけたんです。あの1年は私にとって大きな財産だと思っています。園全体で連携しながら先生みんなで理解しあったり、助けあって乗り越えられるように話をする大切さを実感できた貴重な経験でした。

笑顔と応援が、いちばん大事。

— こどもたちと接する中で気をつけていることは?

上林
いちばんは笑顔ですね。心の中は焦っていても、ひと呼吸おいて何とか気持ちを落ち着かせています。アレもしなきゃ、コレもしなきゃとテンパッていると思わず声も大きくなって、こどもたちまで落ち着きをなくしてしまう。だから「私、落ち着け!」って(笑)。
筒井
私は着替えがうまくいかず泣いていたこどもが、がんばってできた瞬間の笑顔が忘れられません。サポート方法を工夫したり、「明日はここまでがんばろう」と応援しつづけたことで、少しは力になれたんじゃないかと私もうれしかった。小さなことが、大きい何かにもつながる。そんな関わり方を大切にしていきたいですね。

2010年4月入職 ( 保育歴9年目 )

  • 大槻 菜摘先生 ※出産・育児のため1年休職おおつき なつみ

遊びの提案を、どんどんしたい。

— 去年まで育児休暇をとっていたそうですね?

復帰の際「リーダーになって、楽しい遊びを提案してほしい」と言われました。娘の発熱で休むかもしれないからパートになろうか迷っていたし、ブランクがあるのにリーダーなんて…と戸惑いました。
私は指導が上手な先輩ではないんです。でも遊びの提案は、おもいっきり率先してやりたかった。そういう姿を後輩に見せてマネしてもらうことならできるかなと、そう思ってがんばっています。

園内にジャングル出現!?

— 例えば、どんな遊びを提案しているんですか?

観葉植物をたくさん集めてジャングルをつくったり、ログハウスをお化け屋敷に変えたいと真っ暗にして、動くお化け人形やキラキラ光るボールを置いたり。セロハンテープに足跡を描いて床に貼り、「小人がきてる!」とみんなを驚かそうとしたこともありました。でもそれを1歳児クラスで試したら、意味がわからなかったみたいでバリバリッとはがされて…。土の中の幼虫をカブトムシだと思って育てていたら「蛾!?」とか(笑)。失敗も結構ありますね。

— ずいぶん自由な雰囲気で、保育に取り組めていますね。

新人のときから「楽しみながら保育をしていたら、みんなノッてくるから好きにやって」と言われていました。私たちの園はほかよりもずっと自由な気風があると思います。
それに先生同士が仲よしなので、試したいことを相談すると「何したらいい?」と助けてくれる。こどもといっしょに楽しみたい気持ち、そこから生まれる発想を園全体で後押ししてくれるので、私もおもいっきりやろう!と楽しい方へ、楽しい方へといってしまいます。

親になって、広がる世界。

— 今、めざしていることはありますか?

目標はママをしながらこの仕事をつづけること。親になってこんなにいろいろ考えて、悩むものなのかと思い知らされました。ここには0歳でこどもを預けて、仕事と家庭を両立させている保護者の方がたくさんいます。そんな保護者のみなさんと同じ気持ちを味わいたい、体験しなくちゃと強く感じています。そうすることで見えてくる、大事な何かがあると思うから。
これまで重視してきたこども目線にプラスして、親目線でも、ものごとを理解していく。そのためにはママとして働きながら、同じ時間、同じ境遇のなかで進みつづけるしかないんですよね。

※このインタビューは2018年6月に採録したものです。